遺産相続の悩みを無料で専門家に相談できる
母の姉にあたる伯母(63)と、私(27)と弟(21大学生)で同居しています。伯母には子供はなく、母はすでに他界しています。
伯母は乳がんの手術をした事があり、その後肝臓に転移が見つかり、先日主治医から余命宣告を受けました。
あと3ヶ月と言われました。
まだ伯母には話しておらず、本人はまだまだ先の事にようにのんきにしています。
余命の話をしていないため、保険や預金の話の切り出し方がわからず困っています。
相続にあたり、確認しておくべきことがあれば教えてください。
住んでいる家は、母と伯母の名義で購入しており、ローンは現在、伯母3・私1の割合で支払いをしています。
このローンは伯母が亡くなった後も支払いの義務はありますか?
ご相談ありがとうございます。
ご相談者の方は伯母様と親子のように暮らしていらっしゃるのですね。
もしお亡くなりになった場合、生命保険は保険受取人が指定されていると思いますので、受取人のものになります。
預金は、相続人が受け取る権利があります。
誰が相続人になるのか、ご質問の内容でははっきり分かりませんが、相続人全員で遺産分割協議をする必要がでてきます。
伯母様の所有の不動産も相続人が遺産分割協議のうえ、だれが所有することになるのか決めます。
不動産はローン支払いの時に通常、団体保険に入っていて、死亡時には保険で残った債務を支払うということになっているかと思います。主たる債務者が被保険者になっていると思いますので確認をしてください。
その場合はローンは残りません。
相続人は伯母様の配偶者、両親、兄弟姉妹、亡くなっている場合、代襲相続でその子がなります。相続財産は相続人全員の協議によって分けます。
生前でしたら伯母様の意志で遺言書を残すことができます。
ご回答ありがとうございます。
伯母は自分の体調から、長くないと察して今は色々なことを相談できる状態です。
相続人は、わたしと弟になるようです。
伯母は結婚しましたが、旦那さんはもう20年も前に亡くなっていて、彼氏がいますが、その方にお金を残すかどうかも今話し合っている状態です。その方はわたしもよく知っていて伯母の支えになってくれているので少しでも残したい考えています。
ありがとうございました。
生存中の叔母様のご病気については、心中をお察しします。
また、そのような中、上記の相続などの話をされることはお話しにくいことと思います。
もし、仮に相続の話をされるのであれば、叔母様の金融資産(主たるものとして、預金、保険、証券口座、純金積立口座など)と負債がどのようなものがあるのか、正確に把握しておいた方がよいかと思います。
死亡後に相続人名義で内容を確認することはできますが、預金や口座についても、基本的には一社一社(銀行、保険会社、証券会社など)個別に確認する必要があり、また、認識できないままになると事実上、休眠口座となる可能性もございます。
また、負債の点についても、恐らく大丈夫なのだと思いますが、想定外の負債が出てくる可能性もないわけではないので、この点のご確認もされた方がよいかと思います。
負債の点については、法律のロジックを説明すれば、法定相続分に従って相続をすることになります。
但し、住宅などの購入のローンであれば、いわゆる団信がついていることが一般的なのではないかと思います。その場合には保険により支払いがカバーされることになりますが、いずれにしても、事実関係次第なので、契約内容も良くご確認されていた方がよいかと思います。
なお、相続の範囲については、どのような親族関係となるのかによると思いますので、この点は正確に専門家の先生にご相談された方がよいかと思います。
ご回答ありがとうございます。
伯母は自分の体調から、長くないと察して今は色々なことを相談できる状態です。
それでも本人もわからないことがあり、専門家の方も交えて話し合いを持っています。
大変参考になり、感謝しております。
ありがとうございました。
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